2024年4月2日 NLnet様からの助成金が拡充されました!
NLnet様からの助成金の拡充が認められ、以下の追加事項が盛り込まれました:
Linux ファイルシステム階層標準(FHS)のサポート
Linux ファイルシステム階層標準(FHS)はアプリケーションに適したファイル構成を定義するものです。この作業では Linux FHS を採用するとともに、いくつかの改良を加えることが含まれています。
次のように:
バッケージングをより簡単にし、ディストリビューションへの組み込みを可能にします。
SELinux をより使いやすくします。
導入してからすぐにインスタンシングができます。
macOS上のパッケージングを簡単にします。
作業内容:
ドメインサーバ及び割り当てクライアントの実装 (https://github.com/overte-org/overte/issues/903
インターフェースの実装 (https://github.com/overte-org/overte/issues/904)
LDAP のサポート
LDAP は一般的な認証方法であり、多くの団体で採用されています。Active Directory も同様に互換性があります。
これにより Overte は企業や大学のシステムとより統合しやすくなりました。各組織で自前の内部システムを使用して認証管理することも可能です。そうすれば、私達がそのコードを書く必要はなくなるでしょう。その作業はあまり意味がなく、他のプロジェクトの方が良い実装をしているからです。
作業内容:
ドメインの WebUI における複数のユーザー認証を可能にする基本的な機能のサポート。(https://github.com/overte-org/overte/issues/905)
ディレクトリサーバの代替となる基本的機能の実装:ユーザアカウント、ドメインディレクトリ (https://github.com/overte-org/overte/issues/906)
ディレクトリサーバの完全な代替の実装。user relationships やデータストレージ、プロファイルのメタデータのサポート。(https://github.com/overte-org/overte/issues/907)
IPv6のサポート
近年、IPv6の普及率がかなり上昇しており、特に企業や大学、SaaS等のクラウドコンピューティングや大規模な導入環境における、IPv4アドレスが枯渇している環境ではその重要性が際立っています。既にIPv4アドレスの使用に追加料金を課すプロバイダも存在しているため、ドメインのホスティング費用を抑えることができます。
作業内容:
ドメインWebUIの基本的なサポート (https://github.com/overte-org/overte/issues/908)
インターフェースにおけるIPv6環境でのアセット取得のサポート (https://github.com/overte-org/overte/issues/909)
IPv6環境上で動作するドメインのサポート。 (https://github.com/overte-org/overte/issues/910)
SELinux
SELinux はアプリケーションやデーモンをサンドボックス化できるセキュリティシステムです。
SELinux はドメインサーバを(必要に応じインターフェースも)サンドボックス化し、エクスプロイトを受けた場合でもシステムの他の箇所に影響を及ぼさないようにします。例えばドメインの脆弱性を悪用されたとしても、そのドメインを機能不全にすることができますが、そのサーバを踏み台にして他のコンピュータを攻撃したり、ユーザの個人情報を流出することは不可能になります。
作業内容:
ドメインサーバを制限する (https://github.com/overte-org/overte/issues/69)
割り当て先の制限の実装。(https://github.com/overte-org/overte/issues/912)
分離機能を備えた複数インスタンスサポートの試行。 (https://github.com/overte-org/overte/issues/913)
同一環境上の複数の Overte サーバを互いに分離する。 (https://github.com/overte-org/overte/issues/914)
インターフェイスの限定 (https://github.com/overte-org/overte/issues/915)
キャンバステクスチャ
これにより、ソフトウェア定義のキャンバステクスチャという新たな概念が実装されます。スクリプトはこの上に描画でき、クライアントは更新情報を受け取ります。
これには、膨大で幅広い有用な機能の可能性が秘められています:
ソフトウェア定義のテクスチャ
スクリプトによって生成された名札、バナー、ステータス表示など。
外部の依存なしでの画像の共有
ホワイトボード
同期された Web エンティティ
サーバサイドでレンダリングされる Web エンティティ。これにより Quest の実装が進むでしょう。
作業内容:
テクスチャオブジェクト、ピクセルやブロック描画といった簡単な操作といった基本的な実装。(https://github.com/overte-org/overte/issues/916)
本格的なキャンバス API の実装。フォントや矩形、円や曲線などのグラフィックプリミティブに対応。(https://github.com/overte-org/overte/issues/917)
同期されたWeb画面への対応 (https://github.com/overte-org/overte/issues/919)